【C39】くもんと大手英会話教室併用の小5 英検準2級対策に塾かオンライン英会話を検討

小学5年生のお子さん 取り組み状況

・リスニングが得意

・3か月後に英検準2級を受検予定

・くもん英語と大手英会話教室(対面週1回+オンライン)で学習中。いずれの教室でも英検対策はなし

・英検準2級対策にKimini英会話もしくは塾を検討中

・家で勉強させるのは難しい

文法はくもん、英会話は大手英会話教室で取り組んでおられるのですね

英検の頻出単語と問題形式さえ押さえれば、塾やオンラインレッスンをプラスしなくても英検準2級に合格できるのではないかと感じました

リスニングがほぼ満点ならそれだけでかなりスコアが稼げます

素点(=問題正解数)の満点近くでは、1点の重み(1点当たりのCSEスコア)が大きくなるためです

現状把握 英検過去問の取り組み方

新しい塾を選ばれる際にも、現在の英検準2級問題の出来栄えを塾の先生が指導の参考に知りたいと思います

まずは英検準2級一次試験過去問を1回分解いてみてください

英検の過去問は英検公式サイトから無料で閲覧できます

 ≪英検公式サイトより、過去問 準2級

過去問1回分を数回に分けて取り組んでもいいし、印刷せずに画面で見ながら解いてもいいと思います

ライティングは、準2級の解答の型などをまだ覚えていなければ今は書かなくても大丈夫です

現状把握 英検過去問結果の見方

リーディングパート1(短文の空所補充問題)で知らない単語が多く正当率が低く場合は、英検準2級の単語帳を使えばほぼ確実に正解数が上がります

いったん、15点(75%)位とれる見込みにしてください

ライティングは、特に苦手でなければ素点10~12(60~75%)の見込みで考えてください

ライティングの採点は甘いと言われていて、解答の型や例文を覚えれば点数を取りやすい分野です

※以上は、質問者さんからヒアリングした学習状況等からの得点見込みです。どのお子さんでも簡単に点が取れるという意味ではありません※

≪英検単語帳のおすすめはこちらです≫

トク単を裁断・折り曲げして英単語カードを作り、次男に1日10語ずつ覚えさせました

≪英検ライティング問題集のおすすめはこちらです≫

長男が家庭教師の指示で使い、(準2級対策本なのに)英検2級ライティングで16点中15点取れました

技能別に過去問の素点(正解数)をCSEスコアに換算して、合格ラインと見比べてください

英検準2級一次試験の合格ラインはCSE1322です(満点は1800)

以下、2件の英語教室のサイトに、素点とCSEスコアの換算例が多く掲載されています

参考(外部リンク)

英検一級道場 講師のコラム

目的の級の数字だけを使ってください。末尾に過去回へのリンクあり

ABC ブログ

子供を家で勉強させるのはむずかしい!

子供を家で勉強させるのが難しいとのこと、とてもよく分かります

親がわが子を教えるのは、一般的にとても難しいらしいです

子供が通ったくもん教室の先生は、自分のお子さんたちは初めから別のくもん教室に通わせたそうです

プロの先生でもわが子を教えるのは難しいと知って、子供を家で教えられなくてくもん教室に駆け込んだ私は、なんだか安心しました

うちは年長から家で英語の取り組みをしていましたが、双子の片方が小学3年生で全然いうことをきかなくなりました

家でやっていたワークブックや音読暗唱が一区切りつくまで3か月間は家庭教師にお願いして、その後はくもん教室に通いました

くもんでは、HⅠ教材(中2レベル)からLⅡ教材(高校基礎課程)までを学習しました

くもんで書き慣れていたためもあるのか、英検3級のライティングは家で練習しましたが対策が軽かったため何とかなりました

質問者さんのお子さんも英検3級対策は苦労されていないようなので、同じような感じだったかもしれません

ただ、うちは英会話は不慣れだったので、英検3級から面接練習はたくさんしています

英検準2級のライティング指導は、個別指導塾でやってもらいました

英検2級対策は、4技能全て家庭教師にお願いしました

この間、双子のもう一方は親が教えることに抵抗が少ない感じだったので、2級までずっと家でみました

我が家の英検対策もそういった経緯ですので、質問者さんのお子さんは塾に行かなくても英検準2級合格は難しくないとは思いますが、同時に、塾で対策されるのも全く悪くない選択だと思います

くもん教室での英検対策について

うちの子が通ったくもん教室も、英検対策はやっていませんでした

英検準会場をやっている別のくもん教室にも問い合わせましたが、そちらも英検のサポートはなしでした

ですので、相談者さんお子さんが通っておられるくもん教室では、英検対策はないまでも、英検模試をやってくれるのはうらやましいです

子供が通った教室ではありませんが、以下の英検対策に熱心なくもん教室のブログを参考にしています

参考(外部リンク)

公文式エレガント小野原教室(大阪府箕面市)教室便り

【2018年4月教室だより】ふたつのこころ

くもん教材を利用した英検対策について詳しく書かれています

生徒さんの大学入試までの体験談を多数掲載されています

 

公文式くのきたかべ教室(大阪府富田林市)教室便り

多読の取り組み ワクワク本のせかい

英検準1級こんな勉強法いかが

英検級別の対策について書かれています

多読を推奨し洋書の貸し出しを行っておられます

Kimini英会話を利用されたメンバーさんから、英検準2級一次試験対策はオンラインレッスンよりも単語暗記や英検過去問演習の方が有効だった、との体験談をいただきました

また、他のメンバーさんは、大手英会話教室のプライベートレッスンよりも費用を抑えられるKimini英会話の英検対策レッスンを利用されたそうです

お二方とも、見事英検準2級に合格されています

メンバーさんの体験談やコメントはLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることができます

【C38】中学生のオンライン英会話と多読

中学2年生で英検準2級に合格されているお子さんの親御さんから、英語力底上げを目的にオンライン英会話かオックスフォードリーディングクラブ(ORC)を検討しているというメッセージをいただきました

高校受験のための塾通いもあり忙しい中での取り組みです

中学2年生のお子さん 取り組み状況

・中学1年時はほぼ毎日オンライン英会話レッスン受講

 テキストはSide by Side3など

 最近は、年頃もあり継続は難しいと感じている

・日本語の小説や本が好き

・オックスフォードリーディングクラブでの多読を検討

 ORTは途中のステージから読むのでも勉強法としてあり?

中学生のオンライン英会話

私も、子供が中学生になったら、多読かオンライン英会話をやってほしいと思っていました!

中学生になると、忙しいし、親の声掛けも届きにくくなると思います

そんな中、昨年度はほぼ毎日オンライン英会話に取り組まれたということで尊敬します

使用されたテキストSide by Sideについて、私はvol.1だけしか見たことがないのですが、学生向けというよりも英語圏で生活する人向け(移民へのESL教育用)だと感じました

英検対策や高校受験対策としては遠回りだと思います

メンバーさんからKimini英会話の口コミをいただいたので、少しだけ紹介します

・真面目に教えてくれる先生が多い

・中学英語を初歩から習えるコースがあったので、簡単なところからスタートできて良かった

・英検3級まではKimini英会話メインの取り組み合格できた(英検準2級は過去問演習やライティング対策に重点をおいて合格)

また、同じく中学生のお子さんがおられる他のメンバーさんから、中学高校で求められている英語の力や中学生の英語学習のモチベーションの上げ方についてコメントいただきました

詳細はLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることができます

中学生の多読

オックスフォードリーディングクラブ(ORC)について

オックスフォードリーディングクラブ(ORC)は、oxford出版の電子書籍読み放題サービスです

月額990円で利用できます

うちは、子供が3年生の冬から5か月間、ORCを利用しました

Oxford Reading Tree(ORT)のRead with Biff, Chip and Kipperシリーズは、子供が2年生の冬に紙の本で読み始めました

(キッパーと双子の兄と姉、飼い犬のフロッピーが出てくるシリーズです)

ディズニーの英語システムのレッスンに取り組んだ時期とも重なり、子供はフロッピーをプルートと言い間違えたりその逆がありました

ORT(紙の本とCD)が薄いのに高いので、、、2019年秋にORCのサービスが開始したのを知ってORC(電子書籍)に切り替えました

オープンチャットでは、洋書を紙の本と電子書籍のどちらで読むか、またその理由のアンケートを実施しました

こちらも興味深いので、後日まとめたいと思います

ORTは途中から読んでも大丈夫です

ご質問の件ですが、ORTのキッパーのシリーズは、ストーリー的には途中から読んでも全然問題ありません

stage5に『The Magic Key』というタイトルがあり、その辺りだけ、引っ越して新居でマジックキーを見つけるという連続したストーリーになっています

以降は、そのマジックキーで場所と時代を越えて旅をするお話になります

中学生ならORTよりもグレイディッド・リーダーがおすすめ

中学生さんで英検準2級、日本語での読書好きの方なら、ORTのキッパーのシリーズよりも、同じくORCで読めるグレイディッド・リーダーの方がおすすめです

ORTはイラストも大きくて楽しいので、導入には最適です

ただ、ネイティブ向けなので英検には出てこないような単語も出ますし、stage7以降でないと中学生にとっては文章量が少なすぎてストーリーとして楽しめないと思います

また、キッパーのシリーズのTime Chronicles(stage11+、12+)は、ORCには収録されていません

途中のステージから読み始めるとORT収録の最終stage9まで読んでも、読める冊数が限られてしまいます

ORTから読み始める場合でも、ORTstage9を読み終わったらグレイディッド・リーダーのDominoesに移行するなど、ぜひ検討してください

ORC利用中はレベルやシリーズに関係なく収録書籍が全て利用できます

お子さんが気に入る本、読みやすい本を見つけられるといいですね!

ORCで読めるグレイディッド・リーダー

Dominoesは小学校高学年から中学生向け、Oxford Bookworm Libraryは一般向けの読み物です

両シリーズ共、グレイディッド・リーダー(Graded Readers)といって英語学習者用にリライトされているので、自分のレベルに合った本を選べば難しすぎることはありません

オックスフォード出版公式サイトに、英検級とグレイディッド・リーダー各ステージの対応表があります

ディズニーの英語システムのイエローのお話「The Sorcerer’s Apprentice(邦題:魔法使いの弟子)」はDominoesのQuick Starterレベル(英検5~3級とその手前のレベル)にあります

中学生のお子さんがORCを利用されたメンバーさんからもORCの口コミをいただきました

・ORCを利用して、とても良かった

・息抜きになる、英語を読む速度は上がる、洋書に移行していく足掛かりになる

・ORTのはじめの方は短時間で読めるので、中学生でも最初から読むのがおすすめ

・ORTステージ9では1話1200~1500あるので、模試などの長文を短く感じるようになる

メンバーさんのコメント詳細はLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることができます

うちも同じことを感じました

ORCなどでお話を読んでいたおかげで、英検の長文問題を抵抗なく読めたと思います

英検3級→準2級→2級と順に取り組みましたが、この間、長文問題が長いとの苦情は出たことがありません

参考(外部リンク)

多治見市図書館英語多読資料

ORTの各タイトルの語数を確認できます

【C37】英検3級レベルで読めるおすすめの洋書

小学1年生のお子さんの親御さんから、英検3級レベルのおすすめの洋書を知りたいとのメッセージをいただきました

母語方式で英語学習を進めているので、今後は本読みの時間を増やして、読解力、語彙力の強化を図りたいとのことです

小学1年生のお子さん 取り組み状況

・母国語方式で英語を学習中

・英会話は流ちょう

・オンライン英会話レッスン受講

・読み書きはネイティブ向けグレード1のワークブックで学習中

・ここ最近でぐんと読み書きが向上

・英検も検討中

・英検3級のリスニングはできている

・読みはお母さんが補助しながら取り組んでいる

・引き続き母国語方式で進めるので、普通の単語帳は使わない

英検3級レベルで読めるおすすめの本(母語方式の場合)

オープンチャットメンバーさんから、多数、おすすめ紹介していただきました

母語方式で英語を学習中のお子さんということで、ネイティブの子供向けの本が中心です

⇒英語多読の始め方とコツはこちら↓

多読で英検合格

1、Magic Tree House

2、Nate the Great

3、Frog and Toad

4、Flat Stanley

5、The Zack Files

6、Franny K. Stein

7、The Sesame Street Dictionary (Sesame Street): Over 1,300 Words and Their Meanings Inside!(セサミストリートの英英辞書絵本)

8、Oxford Reading Club(電子書籍定額読み放題サービス)

1、Magic Tree House

シリーズ冊数が多くて、はまればたくさん読めるのが魅力ですね

うちの子が日本語版を学校でかりて読んでいました。人気です

≪Magic Tree House 公式サイト≫

ミッションをクリアするゲームがあります!
一部読み上げ音声もあります

3、Frog and Toad

邦題「がまくんとかえるくん」

国語の教科書に載っていた「おてがみ」で出会いました

Frog and Toadは、うちの近くの洋書はほぼおいてない図書館にもありました

以前は、くもん英語にも採用されていました

4、Flat Stanley

邦題「ぺちゃんこスタンレー」

日本語版を、次男が学習していたくもん国語教材で読みました

ディズニー英語システムの「The Thin Man」と少し似ています

6、Franny K. Stein

マッドサイエンティストものです

Franny K. Steinが好きなお子さんには、Dexter’s Laboratoryのアニメもおすすめです

オンライン英会話の先生にすすめられて、次男が小学2~3年生のころに見ていました

8、Oxford Reading Club

うちが初めて本格的に利用した電子書籍サービスです

≪Oxford Reading Club 公式サイト≫

現在は、オックスフォード出版から直接の個人購入が可能になりました

月額990円、長期プランは割引があります

人気のORT Read with Biff, Chip, and Kipperを含むオックスフォード出版の書籍を1000冊以上読むことができます

読み上げ音声、単語チェック問題、内容理解チェック問題が付属しています

個人的には、Happy Readersが教訓のあるお話とかわいいイラストで好きです

キッパーのシリーズが大人気ですが、ぜひこちらも読んでみてください

高学年~中学生向けグレイディッド・リーダーのDominoesも読めます

オープンチャットメンバーさんのお子さんは、夏休みに集中的にORCを利用して、300冊ほどを読まれたそうです

料金が月額制なので、そういう使い方をすればとてもお得ですね!

英検3級レベルで読めるおすすめの本(母語方式でない場合)

同じ英検3級レベルでも、日本の小、中学校のカリキュラム(くもん英語を含む)を中心に学習を進めたお子さんの場合は、英語学習者向けの読み物の方が取り組みやすいかもしれません

学習者向けの教材の本読みを経て、洋書(チャプターブック)の多読に入る方法もあります

私自身がそうです。大人になってから、Oxford Bookwormsを英語教室の宿題で読んだのが最初で、今は、児童書ですがWarriorsシリーズを楽しめるようになりました

学習者向けの英語の本の特徴

・使われる語彙が限定されている

・難しめの単語は意味が載っている(巻末にGlossaryとして掲載されている場合が多く、ORTなど一部のネイティブの子供向け書籍にもあります)

・日本の教材であれば、日本語の補助がある

学習者向けの英語の本のおすすめ

※高学年でお子さんの英語学習を開始されたオープンチャットメンバーさんに紹介いただきました。共にダウンロード音声付きです

・KADOKAWA 中学英語で読むディズニー シリーズ

・NHK出版 中学英語で読める はじめての英語ライトノベル: 異世界に転生したら伝説の少女だった件

「本物の英語」と「偽物の英語」があるの?

ORT Read with Biff, Chip and Kipperのシリーズを読み始める前に、ガイド本「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」を購入しました

Stage1~7の計8話が掲載されています

この本の帯にあった「本物の英語」という文言に、当時小学3年生の次男は嬉しそうに反応していました

「ねぇ、本物の英語だって」という次男に、「教材の英語も本物だよ。本物も偽物もないよ」と答えました

グレイディッド・リーダーなど学習者向けの本では、セレクションは少なくなりますが、読書の楽しさは残ります

読みやすく設計された学習者向け教材を利用しないのはもったいないです

グレイディッド・リーダーには名作のリライトも多くあります

オープンチャットメンバーさんからは「名作の良さが失われて残念」、「読むなら原書を」という意見もありました

好みに合わせて選んでください