【C9】英検級をすすめるペースとご褒美

長男と次男は、2020年第2回で英検3級、2020年第3回で英検準2級(小4)、
2021年第1回(小5)で英検2級に合格しています

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英語の取り組みは年長から始めました
小4でくもんの先生にすすめられるまで、英検は受ける予定がありませんでした
英検3級の長文問題は、長男が小3の時に家庭教師の先生と勉強するために使用していました

小4秋の英検で、実質準2級くらいの力で、3級から受け始めました
3級一次試験日の前にもう、準2級対策を始めていました
準2級対策をしていたら2級も行けそうだったので、準2級を受ける前に、2級対策を始めました

ですので、ご質問いただいた「英検を進めるペース」としてはあまり参考にならないと思います

2級に進むことが出来た大きい理由は、時間がかかる英単語暗記については3級受検前時点で、長男は2級単語の半分以上、次男も2級単語の一部は終わっている状態だったからだと思います

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うちは、子供に英検を受けさせるモチベーションとして「一回で受かったら本会場受験料と同額の小遣い」をあげています

そのエサで、お金大好き次男が受けると言い出して、乗り気でない長男もいつのまにか受ける流れになっているパターンで、過去3回、受検しました

英検に合格したらあげるお小遣いよりも、英検対策の家庭教師の方がずっとお金がかかっていて、それを親が出すのはどうしてか、と言うことも、話してきました

「時間に余裕のある小学生のうちにある程度英語をできるようにしておくことに価値があると私たち両親が考えていて、それを与えてあげたい」という事です

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「英検、次の級の取得目標時期は?」とのご質問ですが、

英検準1級は中学校に入ったら早めに取らせたいです

小5、小6の2年間はとにかく中学受験優先です

(小5の9月現在、)次男のみ、本人が準1級受検を希望するので英検対策を続けています。
が、旺文社でる準パス単および分野別問題集(語彙)の2冊の単語がほぼ入った現在も、過去問正答率は低く、リーディングパート1で25問中13問です

今年度第2回での受検を見送りましたが、第3回もムリかもしれません

※2023年追記:全然ムリでした!中学入ったら早め、もムリでした。やる気ゼロです

次男が準1級を受けたいと言っていた時は嬉しくて、張り切って対策本を買いそろえました

1万円の図書カードが空になりました。。

【C8】英語を英語で学んできたお子さん アカデミックな語彙習得に単語帳は必須か

単語帳などを利用しないで、抽象的な英単語の意味を理解出来る?どうやって?
というご質問です

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むずかしい単語の意味を習得するために、日本語訳は、必ずしも必要ないと思います

英検問題では和訳、英訳を求められる問題はなく、英語だけで完結しているので、日本語の訳語を知らなくても影響はありません

うちは遅く始めたのと、子供たちがあまり英語を好きではないので、効率をとって日本語訳で覚えさせていますが、できることなら英語だけで進めたかったです

ちょこちょこ和訳のない教材も挑戦させていたのですが、うまくいきませんでした

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抽象語(「椅子」や「りんご」など物の名前ではなく、「決心」や「混乱」などの言葉)には英英辞典を使うのがいいと思います

 Web上の子供向けEnglish‐English dictionary
 Kids.Worssmyth

 オープンチャットメンバーさんより、「ジャパンタイムズ出版 英語を英語で理解する 英英英単語」を教えていただきました

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類義語や対義語を利用して語彙を増やすのもおすすめの方法です
定義を覚えるよりも類義語を覚える方が簡単です

 Web上の類語辞典
 THESAURUS.com:https://www.thesaurus.com/

※英英辞典、類語辞典は電子辞書でも利用できます(各メーカー型番別の搭載辞書をご確認ください)

オンライン英会話スクールのネイティブキャンプキャンプでは、類義語を挙げさせる形のレッスンがあります

 ネイティブキャンプ教材より、語彙力を鍛える「5分間単語クイズ」

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Odd One Out(仲間外れ探し)という種類のクイズなら、日本語を介さずに語彙のチェックが出来ます

英検1級の単語学習にはでる準パス単とこちらを使用しました。帯の部分にOdd One Out形式のサンプル問題が載っています

odd one outの書籍:Jリサーチ出版 英検®2級英単語1600 ODD ONE OUT 

【C7】小6の3級対策 ライティング、リーディング長文、リスニング 技能別アドバイス

お子さんは英語学習開始約1年とのこと、もう英検3級に取り組んでおられるのがすごいです
お母さんの英語好きなので、その思いがお子さんに伝わって表れた成果でしょうか

以下、技能別(分野別)に書かせていただきます

***ライティング***

ライティングをパターン化して練習、定着を図っておられるとのこと、いいと思います

うちは、本当にワンパターンで、しのぎました
ただ、ワンパターンでの英作文を受け入れてくれるタイプの子と、定型文からそれて自分の本当に書きたいことを書きたいタイプの子に、別れるようです

ライティング1問で1次試験の3分の1と大きい配点は、英検の特徴ですね

英検1級まで共通の現象で、「ライティングさえ良ければ受かる」ということはあるようです

ライティングがゼロだと受からない
逆に、ライティングだけ良ければ受かってしまう
という意味です

配点が3分の1なのは分かるのですが、採点基準がよく分かっていません
減点となる例、何点減点となるのか、など不透明です

長男、次男は同時に3級、準2級、2級を受けましたが、持ち帰ったライティングの下書きと付いた得点を見比べると、不公平感も感じます
もっとも、採点基準が分からないので、不公平な採点だと言い切ることは出来ません

長男が準2級ライティング対策で通った塾の先生の言葉が印象的でした
「ライティングは水物(どう転ぶか分からない)なので、リーディングとリスニングは上げておいてください」
との事でした

***リーディング長文***

長文は、前回4級に比べて難しく感じておられるということですね

日本語の訳文を全く読まないで、分からない単語やフレーズの意味だけ教えながら読むという方法もあります
うちはずっとそれです。子供は解答解説書を読んだことがありません

このやり方の難点は、親がつききっりにならないといけない点です

正答率を上げるためには、長文の内容一致問題は、根拠に線引きさせます
空所補充問題は、空欄の前後に線引きです

解答の根拠探しに加え、正答以外の選択肢が間違っている理由を見つけると、引っかけパターンがわかってくると思います

長文を無駄に難しく見せている、意味不明の言葉は記号と思って、悩まないで読み進めるのがいいです

長文の語彙レベルはリーディングパート1(短文の空所補充問題)を超えません
超えている単語は、その単語の意味を知らなくても解ける単語です

また、繰り返しそのような「謎単語」登場する場合は、その定義が文中に書かれている場合が多いです

例)A sloth is a kind of animal that lives in the jungles of Central and South America.
(2022年第3回 英検準2級 パート4Bより)

ここでは、”sloth”が謎単語ですが、よく見ると、「a kind of animal ~」と説明があります
ここを見逃すと、この後15回も”sloth”が出てくるので、悩んでしまうかもしれません

***リスニング***

「リスニング先読み」というのは、問題用紙のリスニングパート部分を読んでおくだけです
3級では、問題用紙に印刷されているのは「解答の選択肢のみ」です

選択肢のなかに知らない単語があったらそこで考え込んでストップしてしまい、読みきれなかったり聞き逃したりしてしまうので、リスニング開始前に読むことにしています

さらに、下記のように共通部分まででたて棒引いておくと、いざ答えを選ぶときに重複部分を二度読まないので時間短縮できます


1 she likes cats
2 she likes dogs
3 she has a cat
4 she has a dog
とかの場合、
1 she likes |cats
2 she likes |dogs
3 she has |a cat
4 she has |a dog

こんなマメなこと、うちの子はやってくれませんけど

メモを取ることについては、うちの子供はやっていません
私自身が聞きながらメモ出来ないので、メモを取るようには言ってきませんでした

2級までのリスニングならそれほど長くないので、メモを取らずに内容を記憶しておいて解くのでいいと思います

このとき、言葉や文章ではなく、内容で記憶することがポイントです
言い換えされる場合があり、言葉単体を記憶して内容を覚えていないと、ひっかけの選択肢を選びがちになってしまします

 「言い換え」の例:放送分ではリンゴ→選択肢ではフルーツ

細かいやり方はいろいろありますが、合う合わないありますので、いいとこ取りでご利用ください

ご参考。「英検®︎で中学生・高校生の英語力を上げる【武田塾】」さんの動画です
 【英検2級・準2級】リスニングの正答率を上げる!メモ取りの例

参考書に、リスニング問題は数字や時刻をメモするといいと書いてありました
リスニングで正答率が上がらない場合には、メモを取る事も試してみたらいいと思います

書くのは日本語でも英語でもカタカナでもいいです
特に、数字なら画数が少ないのですぐ書けるし、頭の中で日本語と英語を行ったり来たりする必要がないのでやりやすそうです

唯一、準1級と1級のリスニングパート3リアルライフシチュエーションの問題に関しては、メモを取った方がいいと思います
メモが苦手な私も、非該当の選択肢に×をつけるなど、書き込みをしていました

※リアルライフシチュエーション問題は、条件に合う商品やサービスを選ばせるような問題です。英検公式サイトで過去問の問題用紙と放送文のスクリプトを見ることが出来ます

 英検公式 準1級過去問