【小学生親目線】英検準会場のメリット・デメリット

英検には従来型英検と英検S-CBTがあります

S-CBTで受けられるのは英検3級~準1級です

従来型には、本会場と準会場があります

準会場で受けられるのは英検5級~2級です

 ≪ 英検公式サイトより、会場について ≫

英検を準会場で受けるメリット

・検定料が本会場よりも安い

例)英検3級 本会場:6400円 準会場:4700円

 ≪ その他の級の検定料はこちら
    英検公式サイト 検定料 ≫

・申込締め切り日が遅い

・複数の日程から選べる

・申し込み時に会場が決定する

車で送迎しやすい。駐車場がある場合もある

小人数なので、試験の緊張感が小さい(試験慣れさせたい場合はデメリットともいえる)

小人数なので、体調不良など困った場合に、スタッフが気づいてくれやすい。子どもからもスタッフに話しかけやすい

会場が小さいので、試験終了後に会場から出てくる時刻が予測しやすい

会場が小さいので、試験終了後の待ち合わせで迷子になりにくい

英検を準会場で受けるデメリット

小学校では英検準会場はやっていない。自分で会場を探す必要がある

・人数が集まらないと開催されず、定員より多いと入れてもらえない

・英検準1級、1級は受けられない(準1級への拡大希望!)

・一次試験結果、二次受験票が郵送されないので準会場に取りに行かないといけない

関連記事

英検本会場と準会場の体験談【小4】

子供は英検を本会場と準会場の両方で受けました

おうちで出来る【英検二次試験対策】双子が2級まで合格!

うちの子たちは、4年生の秋に英検3級を受検して、初めての英検二次試験(面接)を受けました

その後は4年生で準2級、5年生で2級を受けて、二人とも1回で合格しています

おうちで出来る英検二次試験対策と、二次試験対策でやって良かったことをまとめました

前提として、英会話は流ちょうではない子たちです

オープンチャットメンバーさんの中には英会話が得意なお子さんが多くおられるので、うちの手厚い取り組みを紹介するとびっくりされます

ここまでやらなくても合格できるお子さんが多いと思います

お子さんの状況に応じて、参考になる部分だけ取り入れてください

事前準備
1)まずはどんな試験か見てみる
2)悪い例のビデオを見る
スピーキング練習開始
3)設問ごとに出来るようにする
4)スモールトークも練習する
5)聞き返しの練習をする
6)ワンパターンの回答を使いまわす

(後半はこちら↓)

関連記事

おうちで出来る【英検二次試験対策】双子が2級まで合格!(つづき)

7)大量に練習する

8)模擬試験形式で練習する

9)オンラインレッスンで模擬試験を行う

10)直前は新しい問題をやらない

事前準備

1)まずはどんな試験か見てみる

最初に、英検公式サイトのバーチャル2次試験などの動画で面接の全体の流れのイメージをつかみます

参考(外部リンク)

・英検公式サイト バーチャル二次試験

・英語勉強忍者 英検3級二次試験 面接  練習

私のお気に入りの動画は「英語勉強忍者」です

背景に変なポスターが貼ってあって、変な声も入っていて面白いです

親は英検公式サイトか問題集で、英検二次試験の基本情報を確認します

 ≪ 英検公式サイトより、二次試験内容

  ・3級 ・準2級 ・2級 ・準1級 ≫

2)悪い例のビデオを見る

旺文社の英検2次対策本に付属のDVDで良い例悪い例が分かりやすく説明されていました

英検二次試験 悪い例では、、

・面接官と目を合わせない

・小声でぼそぼそ話す

・日本語を話す など

子供たちは『これはさすがにひどすぎ、自分はこれよりはマシにできる』という反応でした

でも、私は、あまり練習せずに二次試験を受けに行ったら、そうありえないレベルではないと思いました

実際には、このビデオの「悪い例」に近い英検面接は、日本全国で繰り広げられていると思います

スピーキング練習開始

3)設問ごとに出来るようにする

模擬試験形式で全体を通しての練習をする前に、音読、イラスト描写、質問それぞれの受け答えの練習をしました

参考(外部リンク)

ESL Club 英検3級面接・2次試験合格のポイント!過去18回分析してわかった傾向と面接の流れ

英検3級二次試験の受け答えのポイントが詳しく説明されています

問題集は、こちらの『面接攻略ポイント20』がおすすめです

3段階のレベルで解答例を挙げて、それぞれの予想獲得スコアを掲載しているので、お子さんの受け答えで何点もらえるか予想することが出来ます

 ※アマゾン商品画像6枚目参照ください

音読に関しては、同じものを繰り返し読まずに、毎回かえていろいろな文章を読ませることで、「知らない単語も自信をもって想像で読む」ことを練習させました

音読対策の補足

うちは英検を受ける以前から単語学習に力を入れてきたので、パッセージ内に知らない(読めない)単語はあっても1、2個程度でした。知らない単語が多い場合は、受ける級の単語帳学習をおすすめします)

質問への解答準2級以降のイラスト描写では、逆に、同じ問題を繰り返して「答えられるという自信」をつけさせました

4)スモールトークも練習する

試験開始前のスモールトークも、いろいろなパターンを用意して練習しました

スモールトークの質問例

・How did you come here today?

・Did you have lunch? What did you eat?

・Are you a student? What grade are you in?

面接試験開始前のやり取りは音読や質問項目ごとの採点結果には影響しません

アティチュード点への影響もほぼないと思います

それでも、面接開始時にうまく話せなかったら、焦ってしまって、その後の出来ばえにひびくのではないかと心配したため、よく練習しました

「スモールトークは採点されないからうまく答えられなくても大丈夫」ということは、子供には話しておきました

同様に、採点は項目ごとになされる仕組みを教えておきました

たとえ1個の質問で全く答えられなくても、その問題の配点(5点または10点)より多く減点されることは決してない

だから、本番では心配しすぎず、途中失敗したと思っても気分を切り替えて面接最後まで取り組むように伝えました

5)聞き返しの練習をする

面接の模擬試験を行うときは、面接官役(親)がわざとゴニョゴニョ言って、「聞き返し」の

聞き返しのフレーズ

・Could you say that again?

 この一種類のみに決めていました

6)ワンパターンの回答を使いまわす

英作文と同じく、ワンパターン作戦です

練習で繰り返し使った数個のフレーズは、すらすらと口から出てくるようになりました

意見を答える問題では、理由2個のうち1個だけでもすぐに言えると気持ちが楽です

良く使ったフレーズ(3級)

・I play video games. (テレビゲームをします)

・I think it’s fun. (楽しいと思います) など

良く使っ たフレーズ(準2級、2級)

・I think it’s useful because it saves time. (時間の節約になるから役に立つと思います)

・It’s good for the emvironment. (環境にいいです) など

(続きはこちらです↓)

関連記事

おうちで出来る【英検二次試験対策】双子が2級まで合格!(つづき)

7)大量に練習する

8)模擬試験形式で練習する

9)オンラインレッスンで模擬試験を行う

10)直前は新しい問題をやらない

小学生、中学生の英検二次試験対策事情

オープンチャットには、手探りで英検二次試験対策に取り組む親御さんたちからメッセージをいただいています

英検3級では小学生の受検者さんも多く、学校のサポートやお友達からの情報がないんです

・一次試験に思いがけず合格!二次対策はどうしようか(小学3年生のお子さん)

・くもん生。くもん教室では英検対策がない(小学2年生のお子さん) など


おうちでの英検二次試験対策の取り組み内容や工夫も教えていただきました

・意見フレーズのカードを手作り。困ったときはその中から選ぶ(中学2年生のお子さん)

・1日1問、質問に答えるルーチンを継続(小学3年生のお子さん) など

オープンチャットメンバーさんの取り組みは、LINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」で見ることが出来ます

子供が通っている私立中学校では、希望者は英語の先生と1対1で英検面接練習を行っています

一次試験対策も、放課後補習の形で級別に行っています

うらやましい!うちは中学に入ってからまだ英検を受けていないので、この恩恵はまだ受けられていません

在学中に塾なしで準1級に合格してくれることを祈っています

長男が3年生の時にお世話になった家庭教師は、主に公立中学校の生徒を教えておられました

先生のお話では、私たちの地域の公立中では先生が忙しくて英作文や二次試験(面接)対策に個別に対応することは難しいとのことでした

また、先生ご自身も、英作文は見ることが出来るけれど、面接対策は対応していないとのことでした

このサイトには、親の英語力、住んでいる地域、通っている学校などに関係なく、

おうちやオンラインで、無料または安価でできる英検対策を、多数掲載しています

また、LINEオープンチャット「小中学生の英検をサポートする親」では、常時、相談・質問・体験談を受け付けています

 ⇒これまでにいただいた質問、相談の一覧はこちら

 ⇒英検対策のコツ、体験談の一覧はこちら

 ⇒オリジナル教材の一覧はこちら