【C33】スペリング習得には個人差あり 英検では完璧じゃなくても大丈夫

Lineオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」では、英検ライティングで英単語のつづりを間違う悩みが繰り返し話題に上がっています

これまでに出ている対策

・簡単な単語を使う

・使いまわせる単語、表現に数をしぼって練習する

これまでに出ている安心材料

・英検ライティングでは(その級のレベルより)簡単な単語で書いていい

・スペルミスがあっても即大幅な減点とはならない

上記をふまえて、さらなる悩み

・スペリングが得意な子と、苦手な子がいる。苦手な子は苦手

・単語数をしぼって繰り返し練習しているのに間違う

・フォニックスで学んだ範囲は書けるが英検準2級単語をカバーできない

・英検を通して子供の自己肯定感を高めたいのに、スペルミスを注意してしまい逆効果では?と心配

フォニックスの知識をスペリングに活かしておられるお子さん、素晴らしいです!

(メンバーさんの詳細な状況を省略していますが、実際とてもよく勉強しておられて、成果が出ています)

私も、子供たちにフォニックスを利用して英単語を書いてほしいと常々思っていて、セルム英語児童研究会のライティング教材「Time for Spelling」を購入しました。(使うタイミングを逃して、もう中学生になってしまいました)

セルム英語児童研究会の「B.B.カード」は結構使いました!

参考(外部リンク)

セルム英語児童研究会 教材のページ

B.Bカードは、イラストがかわいいこと、文法教材でもあること、サイレント部分は×で表すなど独自の発音記号を用いているので、発音記号を読めなくても使えることから採用しました

兄弟でビンゴゲーム勝負をして、ビンゴの数だけ小さいお菓子をあげていました

ライティングがスペリングを意識するきっかけになる

小学生でスペリングが完成しなくても、正しいスペリングで書こうとすることに意味はあると思います

自分で正確につづれない英単語でも、読むだけなら知っている単語から候補を探して一致させながら読むので、読めてしまいます(ときどき音が似ている単語に読み違える事から、そうしているのだろうと推測します)

自分で書いてみて初めて、リーディング中に「この単語はこういうつづりなのか」という目で、単語のつづりを見るのではないかと思います

うちの英検対策時のスペルミス対策

うちの子も、英検対策中、英単語のつづりを間違え続けました

前回までに間違えた単語のテストをしてから、その日の分の英作文(新しいテーマ)に取り掛かるルーチンにしていました

新しく英作文を書くと、また新たなスペルミスが発生します

英検本番前日まで間違えた単語のスペルチェックをしていましたが、完璧になることはないだろうと半分あきらめていました

ただし、イントロとコンクルージョンで使う定型表現を決めていたので、この中でのスペルミスは許しませんでした

「In my opinion」 の「opinion」、「I strongly believe」の「strongly」と「believe」などです

オープンチャットメンバーさんより、英検準2級合格済みのお子さんの体験談や、中学校進学以降の体験談をいただきました

おおむね「英検で小学生がスペルミスしても全然大丈夫。聞けて話せてすごい!」という内容です

オープンチャットメンバーさんの取り組み状況やコメントは、LINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることが出来ます

英検本会場と準会場の体験談【小4】

本会場を選んだ理由、準会場を選んだ理由

本会場を選んだ理由

子供が小学4年生の時に本会場で英検3級を受けました

子供が通っていたくもん教室では英検準会場をやっておらず、その理由が「将来のために、子供たちには本会場で試験の緊張感を体験してほしい」という先生の考えでした

これを聞いた私は、英検は本会場で受けさせたい!と思って、初めての英検は本会場を申し込みました

子供は既に4年生になっていたこともあり、本会場に送り込むにあたって特に心配はありませんでした

ちゃんと手を挙げて、許可をもらってトイレに行ったようです

準会場を選んだ理由

その後、4年生の冬に準会場で英検準2級、5年生の夏に準会場で英検2級を受けました

家から車で5分の塾で準会場をやっていて、準会場の方が検定料も安かったので、準会場に乗り換えました

後から考えると、うちが本会場にこだわる理由はありませんでした

中学受験本番前には、たっぷりと模試を受ける機会がありました

英検準会場で受けた体験談

準2級は家から近い個別指導塾で受けることが出来た

・当時小学4年生のうちの子たちは送迎必須だったので、会場が近くて親も楽だった

本会場では、、

英検3級を本会場で受けた時は家から車で1時間程度の会場だったので、半日潰れた

また、子どもと待ち合わせに決めた場所が試験終了後は閉鎖されていた

(大学の建物で、入口と出口で反対側の階段を使わせる運用だった)

・一緒に準2級を受けたのは、うちの双子と年上のお姉さんの3人だけだった

・個別指導塾の三方壁のブースで受けたので、物を落とす心配がなくて良かった

本会場では、、

私自身が大人になってから本会場受験した会場は高校の教室だった

机が小さくてやりにくかった

家で問題を解くときはダイニングテーブルを使って広々とやっていたので、「学校の机ってこんなに小さかったっけ!?」と焦った

・リスニング開始前にトイレに行きたいか訊いてくれた

・一次試験結果、二次試験受験票を受け取りに行ったときは、塾の勧誘などは特になかった

2級は前回と同じ塾の別の校舎で受けた

・前回の塾では人数が集まらず準会場は開催されなかった

・車で40分程度のところにある別の校舎を案内してもらってそちらで受検

・希望制で手数料500円(郵送費込み)で一次試験結果、二次試験受験票の郵送をしてくれたので利用した。取りに行かなくてもいいので助かった

オープンチャットメンバーさんから「準会場受検したが、会場の塾から一次試験結果、二次受験票を受け取っていない。いつ、どのように受け取るのか分からなくて困った」というお話を聞きました。準会場で申し込む際に、いつどのように結果を受け取るか、確認しておいた方がいいです。子供が通っている塾や学校が準会場の場合は、子供が受け取って親に出していない可能性も考えられます

このほかにも、複数のメンバーさんから英検準会場の体験談をいただきました

メンバーさんの体験談は、LINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」から見ることができます

子供の中学校の英検準会場

子供が通っている私立中学校では、年2回英検の準会場をしています

親に直接申し込み案内が来るので、子供がお知らせを出し忘れて申込期限が過ぎてしまった!という事は起こりません

逆に、子供本人が知らない間に、親が勝手に申し込んでいる場合もあるらしいです

英検申し込み状況が掲示されるので、クラスメイトに自分が何級を受ける予定なのか知られてしまします

ちょっとプレッシャーです

こっそりチャレンジしたい場合は、学校外の準会場や本会場を申し込めばOKです

あと、準会場で受けられるのは英検2級までなので、準1級以上は学校では申込、受検できません

子供の同級生が英検準1級を受け始めた時に、うちの子たちは気づかずに取り残されていくのではないかと心配しています

【小学生親目線】英検準会場のメリット・デメリット

英検には従来型英検と英検S-CBTがあります

S-CBTで受けられるのは英検3級~準1級です

従来型には、本会場と準会場があります

準会場で受けられるのは英検5級~2級です

 ≪ 英検公式サイトより、会場について ≫

英検を準会場で受けるメリット

・検定料が本会場よりも安い

例)英検3級 本会場:6400円 準会場:4700円

 ≪ その他の級の検定料はこちら
    英検公式サイト 検定料 ≫

・申込締め切り日が遅い

・複数の日程から選べる

・申し込み時に会場が決定する

車で送迎しやすい。駐車場がある場合もある

小人数なので、試験の緊張感が小さい(試験慣れさせたい場合はデメリットともいえる)

小人数なので、体調不良など困った場合に、スタッフが気づいてくれやすい。子どもからもスタッフに話しかけやすい

会場が小さいので、試験終了後に会場から出てくる時刻が予測しやすい

会場が小さいので、試験終了後の待ち合わせで迷子になりにくい

英検を準会場で受けるデメリット

小学校では英検準会場はやっていない。自分で会場を探す必要がある

・人数が集まらないと開催されず、定員より多いと入れてもらえない

・英検準1級、1級は受けられない(準1級への拡大希望!)

・一次試験結果、二次受験票が郵送されないので準会場に取りに行かないといけない

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