4年生3学期 英検リスニング問題で間違う理由

2021年2月

長男と、英検リスニング問題の直しをやりました

気付いた事

1)won’tを聞き取れない
おそらく、won’t = will notが頭の中のデータベースにないので、何度聞いても分からない

2)多義語 help の引っかけに見事に引っ掛かっている
cannot help (doing)という熟語について、おそらく読めば分かるのだけど、リスニングだと良く聞こえた単語help(=助ける)の印象に引っ張られてしまう

3)全体的に、短縮形(wouldn’t, can’tなど)の否定部分を聞き取れていない

自分自身、一時期TOEICリスニングでcan’tとcanの聞き分けがどうしても出来なくて、困っていました

can’tの末尾のtがとにかく聞こえない

後に、気付きました

can’tのtは聞こえない

でもcanのnは聞こえる

だから末尾の『んぬ』があればcanで無ければcan’t

長男は消える音があるという知識はあるのですが、知識を活かせていないです

自分の口から出せば、実感して身に付くと思うのですが、リピーティング出来ない

もともと嫌がるし、私が、「違う、そうじゃない」っていうからさらに嫌になるみたい

英語音源のリピートは、次男に言わせれば「楽な作業」

でも長男には「苦行」

個性に応じて無理はさせるまいと思っています

思ってはいるのですが、、今週、長男の態度が悪すぎるので耐えかねて

『あんたの英語は家で出来るはずの事を、文句ばっかり言うからお金を払って習わせてる。でも結局、家でお母さんの言うこと聞いてやってる次男の方がいつも英検のスコアがいい』と言ってしまいました

兄弟比較、1番ダメなやつです

【英語多読】ポケットモンスター【アニメ、ゲームも】

大人気ポケモンシリーズの本をオプチャメンバーさんから紹介していただきました
すでに日本語でポケモンを知っているお子さんの場合は、ポケモンのアニメを少し見てから本を読み始めると、入りやすいと思います

Pokémon Adventures ポケットモンスター

ポケモンのアニメを英語で

うちの英語視聴スタートは遅めで、小学1年で始めたオンライン英会話の先生に勧められたことがきっかけでした

北米版DVDで「ダイヤモンド&パール(2006)」を視聴、その後ネットフリックス(VPN使用)でポケモンの他シリーズも視聴しました

うちの子は「XY&Z(2015)」「サン&ムーン(2016)」はリアルタイムで視聴済みで、一度見たお話は繰り返し見たくないタイプです

(英語習得的には、同じものを何度も見たり聞いたりするのが良いと聞きました)

長寿シリーズのポケモンには、子供がまだ見ていない古いシリーズがたくさんあるのが助かります

ポケモンアニメを子供の横で聞いていると、「ポケモンの鳴き声ばかりで英語をあまり話していないけど、これで英語の足しになるの?」と思ってしまいましたが、オープンチャットメンバーさんから、「ポケモンでは科学系の単語が学べる」と教えていただき、なるほど!と思いました

ポケモンコンシェルジュ(2023)」は日本ネットフリックス(VPN不要)で英語で見ることが出来ます

ポケモンのゲームを英語で

任天堂スイッチのゲームでは、ポケモンは英語に言語切り替えが可能です

うちは小学3年生の時に任天堂スイッチを子供に与えた時に「英語でプレイできるゲームは英語でやる」というルールで始めました

ポケモンソード&シールドを英語でプレイしていましたが、メッセージを良く読まずに進めてしまうため、しょっちゅう攻略情報を父親に調べさせていました

「ポケモン名が日本語とちがうから友達と話が出来ない」という不満も出ました

「英語だと分からなくて面白くない」、と、同時期に買った「妖怪ウォッチ」の方ばかりプレイするようになってしまいました

(「妖怪ウォッチ」は英語に言語切り替えができませんでした)

現在は、「英語でプレイできるゲームは英語でやる」というルールは消滅しました

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英検合格に必要な点数の計算方法(素点-CSEスコア)

2016年度からの英作文導入とCSEスコア導入により、英検の合否予想が複雑になりました

子供の英検2級過去問の成績を例に、英検一次試験合格に必要な問題正解数(素点)の予想方法を説明します

英検合否判定ルールの基礎知識

英検では、問題に正解した数ではなく、英検CSEスコアによって合否判定がなされます

英検CSEスコアの説明と、各級の合格基準スコアは英検公式サイトのこちらのページをご覧ください

英検2級では、リーディング(R)、リスニング(L)、ライティング(W)、スピーキング(S)のそれぞれのCSEスコアは満点で650です

英検2級一次試験の合格基準は、リーディング(R)、リスニング(L)、ライティング(W)のCSEスコアの合計が1520以上です

英検2級二次試験の合格基準は、スピーキング(S)のCSEスコアが460以上です

合格基準CSEスコアは英検協会が公表している合格ラインであり、英検回によって変わることはありません

(以下、補足)

一次試験の合否は単純にR、L、Wの3技能のCSEスコア合計で判断され、各技能について足切りのような設定はありません(「3技能のバランスよく得点しないと受からない」と言われる場合がありますが、この合計スコアを満たしていれば関係ありません)

これは、スピーキング(S)を含めた4技能を同日に行うS-CBT形式で英検を受けた場合も従来型英検と同じです

S-CBTも一次試験の合否と二次試験の合否が別々に判定され、両方合格で初めてその英検級に合格となります。二次試験のみ不合格の場合は、一次試験免除も受けられます

繰り返しになりますが、注意として、S-CBTであってもスピーキングのスコアは二次試験の合否判定にのみ反映されます。つまり、スピーキングが満点でも、一次試験合格のための補填にはなりません

英検合格見込み、合格必要点の計算方法(CSEスコア換算)

自分で確認できるのはリーディングとリスニングの英検問題の正解数です

英検合否判定基準は英検CSEスコアです

このため、合否見込みを知るためには正解問題数(素点)CSEスコアの換算を行う必要があります

正解問題数(素点)CSEスコアの換算について英検協会が正式に出しているデータはありません

英検受検者の実績を集めて公開している英語教室さんのサイトから、近い数字を探して拾ってきます

ただし、英検回によって換算が異なるため、複数の換算例をみて、おおよそのCSEスコアを予想することしかできません

このとき、正解問題数(素点)CSEスコアの換算で参照する数字は、必ず、調べたい級と技能(R/L/W/S)の数字を使ってください

CSEスコア換算を見られるサイト(外部リンク)


・ABCブログ

・英検一級道場 講師のコラム

・フル-Eng

(以下補足)

正解問題数(素点)CSEスコアの値は比例関係ではなく、また英検問題によっても変わります

2020年度第一回英検の中でも、本会場、準会場(金曜日)、準会場(土曜日)などのそれぞれで、同じ20問正解でも、そのときのCSEスコアは同一とは限らないという事です

問題の難易度のブレを吸収してCSEスコアが決まる仕組みになっているようです

リーディングとリスニングの現状から、ライティングに必要な点数を調べる

英検2級過去問成績例

リーディング 38問中17問(45%)

リスニング 30問中17問(57%)

こちらの英検2級本番2か月前の過去問結果について、みていきます

CSEスコア換算を見られるサイトから、英検2級について、リーディング17問とリスニング17問のCSEスコアを調べます

CSEスコア換算を見られるサイト(外部リンク)


・ABCブログ

・英検一級道場 講師のコラム

・フル-Eng

英検2級リーディングで17問正解はCSEスコア500程度、リスニングで17問正解はCSEスコア490程度であることが分かりました

リーディングとリスニングのおおよそのCSEスコアが分かったら、合格に必要なライティング(W)のスコアを計算します

英検2級一次試験(R、L、W)の合格CSEスコアは1520です

ライティング必要スコア計算例

1520(合格点)-500(R)-490(L)=530(Wで必要なスコア)

次に、ライティングで必要なCSEスコア530が、素点で何点に相当するのかを調べます

再び、CSEスコア換算を見られるサイトに行って近い数字を探し、英検2級ライティングのCSEスコア530は素点で12~13(16点満点)であることが分かりました

ライティング採点の4観点と得点例

ライティングの採点は、内容、構成、文法、語彙の4つの観点別に評価され、各4点満点(計16点満点)です

ライティング12点の観点別得点例

内容3、構成3、文法3、語彙3

ライティング12~13点(75~81%)はボーダーなので、もう少し余裕をもって送り出したいところです。例えば14点です

ライティング14点の観点別得点例

内容4、構成4、文法3、語彙3

いくら英検のライティングの採点が甘いと言っても、うちの子たちに文法および語彙で4点満点は期待できません。(できるような教育をしてきていません)

と、なると、内容と構成の両方で4点満点を取らないと、合計14点には届きません

採点者(採点AI)によっても採点結果がばらつくことや、問題によっては子供の知識が少ない分野で十分な内容を書けないことも心配です

ライティングで14点を取るのはうちの子たちにはあまり現実的な目標ではなく、やはりリーディングとリスニングを底上げしたいです

約2か月後の英検本番当日までに、ライティングで16点中10点(63%)もらえば受かるくらいのリーディングおよびリスニング正答率に仕上げて送り出したいです

ライティング10点の観点別得点例

内容3、構成3、文法2、語彙2

ライティング10点の場合にリーディングとリスニングで必要な点数を調べる

ライティングが10点で合格できるリーディングとリスニングの正解数はどのくらいでしょうか

先ほどの逆を行うと分かります

CSEスコア換算を見られるサイトでみると、英検2級ライティングの素点10点はCSEスコア500位でした

R+L必要スコア計算例

1520(合格点)-500(W)=1020(R+Lで必要なスコア)

リーディング(R)とリスニング(L)のCSEスコアの内訳は不問ですので、お子さんが点数を取りやすい内訳で目標を設定すると良いです。小学生で英検3級以上、中学生で英検準2級以上に挑戦されるお子さんは、リスニングが得意な方が多いと思います

うちの場合は、R、Lの正答率が同じくらいなので、CSEスコア換算を見られるサイトでRとLでそれぞれCSEスコア510が得られる素点(問題正解数)を調べます

リーディングは38問中24問(63%)、リスニングは30問中21問(70%)でした

子供の過去問成績とあわせてみてみると、

リーディング24問(63%)には、
17問(45%)からあと7問UP必要

リスニング21問(70%)には、
17問(57%)からあと4問UP必要

このように分かり、目標設定のヒントになります

ここからは、「では、各技能のどの大問で何個正解数を上げるのか、そのために何を行うのか」という話になります

この一連の作業が面倒な場合は、英検問題で練習は続けながら何回か英検を受けてライティング高得点で合格を狙うのもいいし、細かいことを気にしなくても合格できる力をつけてから受けるのもいいと思います