数学先取り学習例の概要
新高1生の親御さん
小さいころは塾も行かず勉強習慣もなく猿のように遊ぶ子たちでしたが、小学4、5年生から少し将来を見据えて勉強プランを考え始めました
1、計画:小学6年生中に中学数学の基礎を先取り
⇒実績:達成
2、計画:中1で中学数学を公立高校入試レベル(標準レベル)にあげる
⇒実績:達成
関連記事:高校入試までの使用教材と進め方
3、計画:中2、中3で数ⅠAと数ⅡBの基礎固め
⇒実績:色々あって(公立高校入試点数保証のある英検準一級取得を優先等)、中3までに数ⅠAの基礎固めと数ⅡBの3〜4単元の導入まで
関連記事:高校数学導入の使用教材と進め方
高校入試で英・数を強みに受験できるレベルにはなりました
数学中学3年分の基礎部分は、1年かからず終えました
基礎だけだったら中学受験の算数の何倍も簡単でした
完璧じゃなくても、多少わからないとこがあっても、どんどん進むことによって前のことが理解できる部分もあります
そして3年分が終わることによって「意外と大したことなかった」という自信につながったと思います
実際は応用どころか標準問題すらもあやしいレベルでしたが、それでも、一回脳みその容量を中学数学用に広げることができたと思います
その後に、基礎の補強と標準問題をインストールして、学校の授業で演習を積むことでしっかり解けるようになって、応用問題にも対応できるようになっています
自学自習の効果
新高1生の親御さん
ともに解説を自分で読んで解いていくスタイルの教材を使ったので、そこで自学できる力がついていったと思います
参考書を自力で読んで理解できる力を養ったことで、塾なしでも成績をキープできたのだと思います
塾で授業1時間聞くことと同じ内容を、自学したら20分で理解できるとしたらすごく時短になります
その上、本が手元にあって同じ内容を繰り返し読むことができるので何度でも同じ授業を受けられるのと同じで、しかも必要な箇所だけさっと目を通すことができます
読むより聞くほうが身につく特性があるならスタディサプリもいいかもしれません
速度上げて理解できるなら倍速再生もオススメです
先取り学習で気を付けたこと
新高1生の親御さん
中学からは新しく覚えなければならないことがめちゃくちゃ多くなります
毎日、学校&塾の両方で新しいことをどんどん習うとパンクすると思ったので、うちは中学受験をしないこともあり塾に行かず自宅で先取り学習を進めました
家庭学習では新しいことの習得期が重ならないように気をつけました
数学が新しいことの習得期なら、英語は今までやったものの音読期にする、英語で新しい教材を始めたら、数学は今までの復習期にする、などです
合間に理社の歌で覚える系の教材を「覚えなくていいから楽しんで聞いて」と渡してました
今、中学生になった子供は「小学生のときには気が付かなかったけど歌って覚えると覚えてるもんだね〜」と試験前に歌って復習しています
⇒関連記事:中学教材 理社ボカロ「歌まな」とPDFダウンロードで繰り返し解ける「ゼッタイわかる」シリーズ
子供に教える際に意識していること
新高1生の親御さん
今学習している単元が、次の学年でどう発展してどこを目指すのかを伝えるようにしています
関数なら、中1で0を通る直線、中2で0を離れた直線、中3で0が頂点の放物線、高1で0以外が頂点の放物線、高2で頂点の増えた曲線とそれを頂点1つに戻したり直線に戻したりする、というふうです
中学数学のゴールと高校数学の土台が数Ⅰ・Aなのでここの基礎をしっかり構築するのに時間がかかっています
でもここがしっかりしたら数Ⅱ以降は短期間で積める気もしています
限られた時間内で時間のかかる英語と数学をどう両立させるか悩ましいです
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