【英検2級】【英検準1級】ライティング教材比較レビュー【完全制覇】【旺文社】【ライティング大特訓】

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このメンバーさんの英語多読の記事
小学1年生で自力読み開始、小学3年生でHarry Potter読了
英語多読開始からHarry Potterを読めるようになるまでのモデルケース
小さい子が英語の本を楽しく読むための工夫
スムーズに読書レベルを上げていく小技集
⇒電子書籍よりも、あえて紙の本を選ぶ理由(作成中)

英作文教材比較&学習者タイプ別の選び方

英検2級対策には「完全制覇」と「旺文社分野別ターゲット」、英検準1対策には上記シリーズに加えて「ライティング大特訓」を購入しました。

ある程度英語ができるママが子どもを教えるなら、文例の豊富な「完全制覇」が合っています。

そもそもライティングの書き方が分かりませんというママなら、まずは解説が多い本、その後に例文が多い本、の順に取り組むといいと思いました。

英検2級ライティング教材

英検2級英作文&面接完全制覇(ジャパンタイムズ)


英作文の解き方が14ページ載っています。

サンプルのお題が27題あり、それぞれに約6パターンずつ、sample answerが載っています。

模擬問題が12題あり、sample answerがYes/No 各1つずつ載っています。

サンプル問題が多いので、たくさん問題こなしたり、たくさんsample answerを知りたければ「旺文社分野別ターゲット」よりも「完全制覇」が向いています。

分野別ターゲット英検2級ライティング問題(旺文社)


ライティングの攻略ポイントが29ページあります。完全制覇より、だいぶ詳しく、初心者向けです。

「旺文社分野別ターゲット」は、NG例や修正例、自分の解答のチェック表もあるので、自分の英作文の書き方をじっくりチェックするのにいいのかな?と思いました。

練習問題が5題あり、それぞれにYes/No の解答例と、NG解答例・修正例、自分の解答のレビュー表も載っています。

模擬問題は3題あり、それぞれにYes/No 各1つずつの解答例が載っています。

英検準1級ライティング教材

「完全制覇」は、やはり例文が多いです。

「ライティング大特訓」は解説が詳しい!1/3が解説です。

「旺文社分野別ターゲット」はその中間で、さらに時事解説の別冊が付いていました。

解説を読んでみたくて「ライティング大特訓」の1級も手に入れたのですが、なんとこちらは解説が10ページほどしかありませんでした。

「ライティング問題」も2級には時事解説の別冊は付いていません。

同じシリーズでも、級によってけっこう違うんだなぁと感じました。

英検準1級英作文問題完全制覇(ジャパンタイムズ)

分野別ターゲット英検準1級ライティング問題(旺文社)

英検準1級ライティング大特訓(アスク出版) 

英検3級、英検準2級ライティング教材 

英検のライティング対策本は、英検3級と英検準2級ではLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」でおすすめされた「完全制覇」シリーズを使いました。

英検3級ライティング完全制覇(ジャパンタイムズ)

英作文で自分の意見をいきなり書くことがハードルが高いときは、英検3級英作文練習シートもご利用ください(管理人)

英検準2級ライティング完全制覇(ジャパンタイムズ)

管理人の子供がこちらを使って参考書対象の一個上の級の英検2級で16点中15点の高得点を取ることが出来たので、オープンチャットでは「完全制覇」シリーズをおすすめしています
英検準2級と英検2級兼用で使える英作文練習シートも作りました(管理人)

~メンバーさんのプロフィール~
小学校3年生でHarry Potterなどのチャプターブックを読みこなし、英検2級一次試験合格、英会話も流ちょうなお子さん&同じく英会話と英語多読を習慣化されて1年生で英検4級合格のお子さんのご兄弟。おうち英語中心でお母さんも英語勉強中

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4年生3学期 英検2級ライティング 意見出しと便利な表現

2021/3/13(土)

次男は、受験塾がスタートする5年生4月以降もくもん数学を続けることを決めました

英検2級対策に十分時間をとることが出来るのか、急に不安になり、口頭でちょっと英作文問題に対する意見を言わせてみました

英検2級ライティング過去問2016年度1回から始めて、2018年度2回の問いかけをしたところで、飽きたっ! って言われて中断

今日は、7テーマについて意見出しができました

一番恐れていた、質問の意味が分からない というケースは、1問だけですがありました

「limit the number of cars」の「limit」が分からなかったようです

「limit=限界」のイメージで、「制限」とは連想できなかったもよう

準2級の過去問では、「conserve Japanese traditional clothes」が分かりませんでした

これは、過去問や予想問題の多くに目を通しておく必要がありそう

英検2級の英作文に取り組むにあたり、準2級の時に使っていた表現集にいくつかプラスして対応しようと思っていたけど、もう別に今使える範囲でいいかも

準2級英作文の表現集(テンプレート)はこちら

2級からは、allow ~ to doとprevent from doingを使わせたいと思っていました

でも、それぞれ既に使っている以下表現でも説明できるので、必須ではないと思うようになりました

allow ~ to do は、,so 主語 can do

prevent from doing は、,so 主語 cannot do

また、2級は変化傾向を問う形の出題(例:将来~する人は増えると思いますか?)が多いので、以下の表現が便利です。できれば、覚えて使ってほしいです

thanks to advanced technology/the Internet/school education

more people are becoming interested in ~

できれば、です。もし、余裕があれば

くもんも塾も英検も、と思うと、余裕がなくてだんだん甘くなっていきます

一応、今日の次男の意見を私の方で書き起こしてみたら、ワード数は80字を越えています

(英検2級英作文の推奨ワード数:80~100語)

この子は、日本語、英語に関係なく、言いたいことがたくさんある子です

英検合格に必要な点数の計算方法(素点-CSEスコア)

2016年度からの英作文導入とCSEスコア導入により、英検の合否予想が複雑になりました

子供の英検2級過去問の成績を例に、英検一次試験合格に必要な問題正解数(素点)の予想方法を説明します

英検合否判定ルールの基礎知識

英検では、問題に正解した数ではなく、英検CSEスコアによって合否判定がなされます

英検CSEスコアの説明と、各級の合格基準スコアは英検公式サイトのこちらのページをご覧ください

英検2級では、リーディング(R)、リスニング(L)、ライティング(W)、スピーキング(S)のそれぞれのCSEスコアは満点で650です

英検2級一次試験の合格基準は、リーディング(R)、リスニング(L)、ライティング(W)のCSEスコアの合計が1520以上です

英検2級二次試験の合格基準は、スピーキング(S)のCSEスコアが460以上です

合格基準CSEスコアは英検協会が公表している合格ラインであり、英検回によって変わることはありません

(以下、補足)

一次試験の合否は単純にR、L、Wの3技能のCSEスコア合計で判断され、各技能について足切りのような設定はありません(「3技能のバランスよく得点しないと受からない」と言われる場合がありますが、この合計スコアを満たしていれば関係ありません)

これは、スピーキング(S)を含めた4技能を同日に行うS-CBT形式で英検を受けた場合も従来型英検と同じです

S-CBTも一次試験の合否と二次試験の合否が別々に判定され、両方合格で初めてその英検級に合格となります。二次試験のみ不合格の場合は、一次試験免除も受けられます

繰り返しになりますが、注意として、S-CBTであってもスピーキングのスコアは二次試験の合否判定にのみ反映されます。つまり、スピーキングが満点でも、一次試験合格のための補填にはなりません

英検合格見込み、合格必要点の計算方法(CSEスコア換算)

自分で確認できるのはリーディングとリスニングの英検問題の正解数です

英検合否判定基準は英検CSEスコアです

このため、合否見込みを知るためには正解問題数(素点)CSEスコアの換算を行う必要があります

正解問題数(素点)CSEスコアの換算について英検協会が正式に出しているデータはありません

英検受検者の実績を集めて公開している英語教室さんのサイトから、近い数字を探して拾ってきます

ただし、英検回によって換算が異なるため、複数の換算例をみて、おおよそのCSEスコアを予想することしかできません

このとき、正解問題数(素点)CSEスコアの換算で参照する数字は、必ず、調べたい級と技能(R/L/W/S)の数字を使ってください

CSEスコア換算を見られるサイト(外部リンク)


・ABCブログ

・英検一級道場 講師のコラム

・フル-Eng

(以下補足)

正解問題数(素点)CSEスコアの値は比例関係ではなく、また英検問題によっても変わります

2020年度第一回英検の中でも、本会場、準会場(金曜日)、準会場(土曜日)などのそれぞれで、同じ20問正解でも、そのときのCSEスコアは同一とは限らないという事です

問題の難易度のブレを吸収してCSEスコアが決まる仕組みになっているようです

リーディングとリスニングの現状から、ライティングに必要な点数を調べる

英検2級過去問成績例

リーディング 38問中17問(45%)

リスニング 30問中17問(57%)

こちらの英検2級本番2か月前の過去問結果について、みていきます

CSEスコア換算を見られるサイトから、英検2級について、リーディング17問とリスニング17問のCSEスコアを調べます

CSEスコア換算を見られるサイト(外部リンク)


・ABCブログ

・英検一級道場 講師のコラム

・フル-Eng

英検2級リーディングで17問正解はCSEスコア500程度、リスニングで17問正解はCSEスコア490程度であることが分かりました

リーディングとリスニングのおおよそのCSEスコアが分かったら、合格に必要なライティング(W)のスコアを計算します

英検2級一次試験(R、L、W)の合格CSEスコアは1520です

ライティング必要スコア計算例

1520(合格点)-500(R)-490(L)=530(Wで必要なスコア)

次に、ライティングで必要なCSEスコア530が、素点で何点に相当するのかを調べます

再び、CSEスコア換算を見られるサイトに行って近い数字を探し、英検2級ライティングのCSEスコア530は素点で12~13(16点満点)であることが分かりました

ライティング採点の4観点と得点例

ライティングの採点は、内容、構成、文法、語彙の4つの観点別に評価され、各4点満点(計16点満点)です

ライティング12点の観点別得点例

内容3、構成3、文法3、語彙3

ライティング12~13点(75~81%)はボーダーなので、もう少し余裕をもって送り出したいところです。例えば14点です

ライティング14点の観点別得点例

内容4、構成4、文法3、語彙3

いくら英検のライティングの採点が甘いと言っても、うちの子たちに文法および語彙で4点満点は期待できません。(できるような教育をしてきていません)

と、なると、内容と構成の両方で4点満点を取らないと、合計14点には届きません

採点者(採点AI)によっても採点結果がばらつくことや、問題によっては子供の知識が少ない分野で十分な内容を書けないことも心配です

ライティングで14点を取るのはうちの子たちにはあまり現実的な目標ではなく、やはりリーディングとリスニングを底上げしたいです

約2か月後の英検本番当日までに、ライティングで16点中10点(63%)もらえば受かるくらいのリーディングおよびリスニング正答率に仕上げて送り出したいです

ライティング10点の観点別得点例

内容3、構成3、文法2、語彙2

ライティング10点の場合にリーディングとリスニングで必要な点数を調べる

ライティングが10点で合格できるリーディングとリスニングの正解数はどのくらいでしょうか

先ほどの逆を行うと分かります

CSEスコア換算を見られるサイトでみると、英検2級ライティングの素点10点はCSEスコア500位でした

R+L必要スコア計算例

1520(合格点)-500(W)=1020(R+Lで必要なスコア)

リーディング(R)とリスニング(L)のCSEスコアの内訳は不問ですので、お子さんが点数を取りやすい内訳で目標を設定すると良いです。小学生で英検3級以上、中学生で英検準2級以上に挑戦されるお子さんは、リスニングが得意な方が多いと思います

うちの場合は、R、Lの正答率が同じくらいなので、CSEスコア換算を見られるサイトでRとLでそれぞれCSEスコア510が得られる素点(問題正解数)を調べます

リーディングは38問中24問(63%)、リスニングは30問中21問(70%)でした

子供の過去問成績とあわせてみてみると、

リーディング24問(63%)には、
17問(45%)からあと7問UP必要

リスニング21問(70%)には、
17問(57%)からあと4問UP必要

このように分かり、目標設定のヒントになります

ここからは、「では、各技能のどの大問で何個正解数を上げるのか、そのために何を行うのか」という話になります

この一連の作業が面倒な場合は、英検問題で練習は続けながら何回か英検を受けてライティング高得点で合格を狙うのもいいし、細かいことを気にしなくても合格できる力をつけてから受けるのもいいと思います