まず、英作文の採点は「甘い」と言われています
英検合格のために、つづりの間違いをゼロにする必要はありません
単語のスペルミスを減らすコツは、自信のある単語で書くことです
使う単語、表現を限定して、それらの単語のつづりを正確に書けるように準備するといいです
●英検準2級英作文 4種の理由の例文
英検準2級の英作文では、多くの場合に≪環境への影響、健康への影響、お金、時間≫の中から理由を付けられると思います
It(doing) is good(bad) for the environment.
It(doing) is good(bad) for their health.
It(doing) costs(saves) a lot of money.
It(doing) takes(saves) a lot of time.
doingは動名詞です
例)studying abroad, eating out
●英検準2級英作文 ディスコースマーカー固定の例
理由以外も、使うフレーズも決めておきます
例)
イントロは必ずIn my opinion, から始める
結果の表現は、As a resultまたはresult inを使う。lead, causeなどは使わない
例示の表現は、For exampleを使う。For instanceは使わない
コンクルージョンは必ずFor these reasons, から始める など
※英検準2級英作文はコンクルージョンはなくても大丈夫です。個人的には、コンクルージョンを書かずに推奨ワード数50~60語を満たす方が内容が充実して良いと思います
●うちの子の準2級英作文 採点分析
うちの長男と次男は、小学4年生の時に英検準2級を受けました
英作文のスペルミスがありましたが、二人とも合格しました
一方の英作文を詳しく見てみると、以下の2か所のスペルミスがありました
・hobbyes(正しくはhobbies)
・fan(正しくはfun)
このうち、
問題文に出ていたhobbyという単語の複数形を正しく作ることができませんでした(教えていませんでした)
“fan”と書いた周辺の部分は、文法的にもおかしいので、文法点としてひかれた可能性があります
3級の時からよく使っていた単語なのですが、なぜか二人とも間違えていました
練習ではきれいな字で書かなくても許していたので、間違いを見逃していたかもしれません
一方、opinion、reasons、important、useful、because、reduce the stressなどの練習で決まって書いていた英単語は、正しいつづりで書くことができていました
実際の得点は、各観点で4点満点中、
内容:4点、構成:4点、語い:3点、文法:3点 でした
(合計14点/16点、CSEスコア516/600)
自信のある単語や表現で書くということと、スペルミスがそれほど問題にならないということが、伝わりましたでしょうか
また、オープンチャットメンバーさんからは、スペルミスが複数であっても減点は限定的という体験談もいただいています
例)スペルミス3か所=語い点マイナス3とはならない
相談者さんの学習状況詳細や他メンバーさんからのアドバイスは、LINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートからご覧いただくことができます