1週間後に英検2級を受検する
リーディングとリスニングは過去問で60~70%で安定
ライティングはテンプレートを覚えて使えている
推奨文字数は書けている
簡単な英語でサンプル解答を作って教えているが、子供が書く内容が薄くて心配
残り1週間はライティングのサンプル解答を覚えさせるのでよいか?
(英作文を2件添付いただきました)
英作文点数予想と添削
(メンバーさんの英作文は、本サイトでは公開していません)
英作文を拝見しました
スコア予想ですが、観点別4項目で各2点ずつはもらえて、8点(50%)かそれ以上もらえると思います
以下の点で、減点される可能性があります
逆に、以下の点を守れば、内容点と構成点で3点ずつもらえる作文に変わると思います(10点かそれ以上になる)
現時点でも、言いたいことは、とてもよく分かります
3年生さんがこれだけ書けるんですね。がんばっておられますね
【直すところ】
1)イントロの文でnotとしている内容について、結論の文ではnotが漏れています
かならず一貫したスタンスを取るべきです
これのミスは、うちの子もやってしまいがちでした
対策として、英作文を書き終わった後のチェック項目に「初めの文と終わりの文で同じことを言っているか」を加えました
2)wouldのつづりを間違えています
wouldはつづりを覚えられないなら使わない約束にしてください
will、can、もしくは普通の現在形で書いた方がいいと思います
3)2個の理由が近すぎます
理由2個目について、例えば就職時に肥満体型では不利という意味かと推測します。しかし、実際の英作文ではそこまでは書かれていないので、健康維持というくくりで1個目の理由と同じとみなされる可能性があります
対策として、思い付かないときは「環境、健康、お金、時間」の4項目から書くと約束し、逆に、この中の1項目のみを使って理由2個を書くのは禁止とする
例:
今回は、理由1個目は「健康」なので、これと重ならない2個目を考えます
「時間」で考える→学生は忙しい。運動の時間を取るのが難しい→授業内で運動出来れば便利
(友達ができる、リフレッシュして授業に集中できる、などを追加してもよい。ただし、「健康」につなげないように注意)
「お金」で考える→学生は貧乏。民間のジムは高い→授業内で運動させるべき
様々なテーマで、「環境、健康、お金、時間」の4項目にこじつける練習と定型文の暗記をおすすめします
It(doing) is good(bad) for the environment.
It(doing) is good(bad) for their health.
It(doing) costs(saves) a lot of money.
It(doing) takes(saves) a lot of time.
※doingは動名詞。 例)studying abroad, eating out
残り1週間 直前期にやること
リーディングとライティングで60から70%を安定して取れているなら、残りの時間はライティング対策に注力でいいと思います
ライティングが一番短期間で上がりやすいです
<参考 うちの直前期ライティング対策>
・これまでに添削、清書済みの英作文の再現作業
(イントロ、コンクルージョンは前回書いたのと同じ内容を書いてある状態で、理由は日本語で書いておいて、それを英語に直させる)
・ライティングで間違えやすい単語の書取り
(同じ単語を繰り返し間違うので、結局本番の日の朝までやってました)
相談者さんから、「英作文は添削済みのものの復習よりも新しいテーマを優先していた。子供は書くのを嫌がるが、定着のために添削済み英作文の清書や再現なども検討したい」とのコメントをいただきました
相談者さんのコメントはLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることができます
うちは英検2級対策をしていたのが4年生後半から5年生の時だったので、現在3年生の相談者さんのお子さんよりも『書くこと』の困難さがなかったと思います
英検本番直前は負荷を落として自信をつけさせる目的で、以前に書いた英作文の再現を書かせていました
「イントロ、コンクルージョンは親が書いておいて、理由だけ子供に書かせる」という方法で、実際にお子さんが書く量(=負荷、所要時間)が格段に減ります。ぜひ試してみてください
(イントロとコンクルージョンは、毎回決まった文章に質問文(設問)の言葉を当てはめるだけなので、一度それができるようになれば繰り返し書く必要はないと判断しました)