4年生3学期 英検2級スピーキング対策をどうするか

2021年2月

昨日から英検2級スピーキング対策のために過去問、参考書をチェック中

家庭教師の先生に伝えた通り、ライティングとスピーキングは今は重要視しないスタンスで、英検2級に受かるためだけの必要最低限のスピーキング対策を予定

具体的には、幅広い表現を使わずに使い回せる言い方のみを覚えさせる、というもの

本当はもっといろいろ言える次男にとっては、英語力を逆に低下させるかのようなアプローチで、ジレンマはある

過去問集3冊に目を通した結論

配点の大きいイラスト描写問題はA4用紙1枚にまとめたこれらの表現で対応出来そう

参考記事リンク

とにかく子供に『いけそう❗』っていうファーストインプレッションを与える作戦

こうやってみると、2級のイラスト描写(Question No.2)は準2級のイラスト描写B(Question No.3)よりも簡単

準2級は1個のイラストから接続詞を使って、2文(または複文)を話すことを期待されてる

例)He can’t use the bench because it’s dirty.

これに対して2級イラスト描写では、個々の状態、行動について1文を言っていくだけ

準2級のイラスト描写A(Question No.2)に近い

少し前に小学生の英検上位級指導経験の多い先生とお話する機会があって

アドバイスいただいたスピーキング対策は「旺文社の問題集1冊を完璧にすること」だった

『毎日ネイティブのレッスンをつける事が出来る潤沢な資金があれば、別ですけど』って言われたけど、うちにそんな資金があるはずがない

スピーキング対策は、先生の提案通り、「旺文社の参考書一冊を完璧に」でいくつもりだった

でも、昨日、過去問12回分(2016、17、18年の問題)のイラスト描写問題解答例を作ってみてから、旺文社の参考書を見ると、、、過去問よりも難しく感じる

【C43】小3 英検2級ライティング添削と直前対策

小学3年生のお子さん 取り組み状況

1週間後に英検2級を受検する

リーディングとリスニングは過去問で60~70%で安定

ライティングはテンプレートを覚えて使えている

推奨文字数は書けている

簡単な英語でサンプル解答を作って教えているが、子供が書く内容が薄くて心配

残り1週間はライティングのサンプル解答を覚えさせるのでよいか?

(英作文を2件添付いただきました)

英作文点数予想と添削

(メンバーさんの英作文は、本サイトでは公開していません)

英作文を拝見しました

スコア予想ですが、観点別4項目で各2点ずつはもらえて、8点(50%)かそれ以上もらえると思います

以下の点で、減点される可能性があります

逆に、以下の点を守れば、内容点と構成点で3点ずつもらえる作文に変わると思います(10点かそれ以上になる)

現時点でも、言いたいことは、とてもよく分かります

3年生さんがこれだけ書けるんですね。がんばっておられますね

【直すところ】
1)イントロの文でnotとしている内容について、結論の文ではnotが漏れています

かならず一貫したスタンスを取るべきです

これのミスは、うちの子もやってしまいがちでした

対策として、英作文を書き終わった後のチェック項目に「初めの文と終わりの文で同じことを言っているか」を加えました

2)wouldのつづりを間違えています

wouldはつづりを覚えられないなら使わない約束にしてください

will、can、もしくは普通の現在形で書いた方がいいと思います

3)2個の理由が近すぎます

理由2個目について、例えば就職時に肥満体型では不利という意味かと推測します。しかし、実際の英作文ではそこまでは書かれていないので、健康維持というくくりで1個目の理由と同じとみなされる可能性があります

対策として、思い付かないときは「環境、健康、お金、時間」の4項目から書くと約束し、逆に、この中の1項目のみを使って理由2個を書くのは禁止とする

例:
今回は、理由1個目は「健康」なので、これと重ならない2個目を考えます

「時間」で考える→学生は忙しい。運動の時間を取るのが難しい→授業内で運動出来れば便利

(友達ができる、リフレッシュして授業に集中できる、などを追加してもよい。ただし、「健康」につなげないように注意)

「お金」で考える→学生は貧乏。民間のジムは高い→授業内で運動させるべき

様々なテーマで、「環境、健康、お金、時間」の4項目にこじつける練習と定型文の暗記をおすすめします

ライティング、スピーキング 4つの理由の定型文

It(doing) is good(bad) for the environment.

It(doing) is good(bad) for their health.

It(doing) costs(saves) a lot of money.

It(doing) takes(saves) a lot of time.

※doingは動名詞。 例)studying abroad, eating out

残り1週間 直前期にやること

リーディングとライティングで60から70%を安定して取れているなら、残りの時間はライティング対策に注力でいいと思います

ライティングが一番短期間で上がりやすいです

<参考 うちの直前期ライティング対策>

・これまでに添削、清書済みの英作文の再現作業
(イントロ、コンクルージョンは前回書いたのと同じ内容を書いてある状態で、理由は日本語で書いておいて、それを英語に直させる)
・ライティングで間違えやすい単語の書取り
(同じ単語を繰り返し間違うので、結局本番の日の朝までやってました)

相談者さんから、「英作文は添削済みのものの復習よりも新しいテーマを優先していた。子供は書くのを嫌がるが、定着のために添削済み英作文の清書や再現なども検討したい」とのコメントをいただきました

相談者さんのコメントはLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることができます

うちは英検2級対策をしていたのが4年生後半から5年生の時だったので、現在3年生の相談者さんのお子さんよりも『書くこと』の困難さがなかったと思います

英検本番直前は負荷を落として自信をつけさせる目的で、以前に書いた英作文の再現を書かせていました

「イントロ、コンクルージョンは親が書いておいて、理由だけ子供に書かせる」という方法で、実際にお子さんが書く量(=負荷、所要時間)が格段に減ります。ぜひ試してみてください

(イントロとコンクルージョンは、毎回決まった文章に質問文(設問)の言葉を当てはめるだけなので、一度それができるようになれば繰り返し書く必要はないと判断しました)

【C34】小3 英検準2級一次試験を終えての所感と英作文得点予想

以前に英作文の相談をいただいた小学3年生のお子さんの親御さんから、無事に英検準2級一次試験を終えられたと報告をいただきました

合否予想

リーディングは自己採点で7割(すごい!)、リスニングはもともと得意で当日もよくできたとの感触

お子さんが持ち帰られた英作文の控えを見せていただきました

(メンバーさんの英作文は、本サイトでは公開していません)


オープンチャットメンバーさんから「英作文は12~14点」、「良い点数で合格」などの予想をいただきました

メンバーさんのコメントは、LINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」から見ることができます

リーディングの自己採点結果と英作文を拝見して、私も合格の可能性が高いと思います!

親御さんは、これから二次試験についてのリサーチを開始予定、また二次試験対策のオンラインレッスンを検討しておられるとのことです

レッスンは模擬試験形式が大半です
レッスンを受講する前に試験の内容を良く知っておいた方がいいです

参考(外部リンク)

ESLクラブ 英検準2級面接・2次試験合格のポイント!過去18回分析してわかった傾向と面接の流れ

英検準2級二次試験の受け答えのポイントが詳しく説明されています

パッセージに関する質問の答えの見つけ方は、上の、英語スクール「ESLクラブ」のサイトに詳しく載っています

(ちなみに、次の英検2級でも、準2級とよく似た出題になります)

意見を問う質問はライティングと似ています。(今回のお子さんは英会話が得意なので、)少しの練習で大丈夫だと思います

英会話が得意なお子さんであっても、答え方のパターンと解答のボリュームだけは確認しておいてください

※CBTの場合は、解答時間(録音時間)に時間制限があります

参考(外部リンク)


・TOEIC/英検練習所&スカイプ英会話 by ㈱Interstate 蒲田

・Weblio英会話「中高生向け外部試験対策」

・NativeCamp「英検®二次試験対策コース」

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