4年生2学期 英検3級過去問演習(8/1)(英作文あり)

2020/8/1、次男

英検3級 2019年第2回過去問

英検3級過去問 素点および正答率

リーディング 30問中26問(87%)

リスニング 30問中30問(100%)

かかった時間

リーディングパート1~3:24分23秒

ライティング:5分29秒

英作文

” Question: Which do you eat more often, rice or bread?”
 -公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)より引用
  2019年第2回実用英語検定3級 過去問

英検3級英作文

I eat rice more often than bread. I have two reasons. First, my mother says that rice is good for my health. Second, rice tastes good. (26語)

※親が添削した内容で掲載しています

<スペルミス:3か所修正>

often / health / tastes

oftenに関しては、問題文からの見写しなので気を付けてほしいところです

tastesに関しては、三単現のsはつけていたけれど、eが抜けていました

三単現に気を付けて書いていたのはえらい!

<文法:2か所修正>

動詞周り is tastes ⇒ tastes

大文字小文字の使い分け(1か所)

<英作文予想スコア(素点)>

16点中12点(内容2 構成4 語彙3 文法3)

推奨語数25~35語をぎりぎり満たす26語であり、そのこと自体は減点理由にはなりえないと思いますが、その中に文字数稼ぎともいえるI have two reasons.とmy mother saysが含まれることと、何より二つ目の理由の文(Second, rice tastes good. )がとても短いため内容点を2点と低めにつけました

<英作文コメント>

予想スコア12点としました。及第点です

リスニング、リーディングスコアが安定しているので、ライティングは大きく外れたことを書かなければ大丈夫だと思っています

テンプレート(例文集)より、my mother says ~ を使用しました

子供は、必ず本当のことを書くというこだわりは持っていませんが、今回はでっち上げでもなくて、「小麦製品よりも米の方が腸に良いらしいから、できるだけ米を食べよう」と、確かに普段言っています

英検3級の英作文の話題だと、子供の日常生活範囲の会話や経験が解答作成の材料になるので、小学生でも書きやすいと思います

次男が書いた理由の他では、「給食(school lunch)ではご飯のほうがよく出るから」、「すし(sushi)が好きだから」などの理由も書きやすいと思います

【C43】小3 英検2級ライティング添削と直前対策

小学3年生のお子さん 取り組み状況

1週間後に英検2級を受検する

リーディングとリスニングは過去問で60~70%で安定

ライティングはテンプレートを覚えて使えている

推奨文字数は書けている

簡単な英語でサンプル解答を作って教えているが、子供が書く内容が薄くて心配

残り1週間はライティングのサンプル解答を覚えさせるのでよいか?

(英作文を2件添付いただきました)

英作文点数予想と添削

(メンバーさんの英作文は、本サイトでは公開していません)

英作文を拝見しました

スコア予想ですが、観点別4項目で各2点ずつはもらえて、8点(50%)かそれ以上もらえると思います

以下の点で、減点される可能性があります

逆に、以下の点を守れば、内容点と構成点で3点ずつもらえる作文に変わると思います(10点かそれ以上になる)

現時点でも、言いたいことは、とてもよく分かります

3年生さんがこれだけ書けるんですね。がんばっておられますね

【直すところ】
1)イントロの文でnotとしている内容について、結論の文ではnotが漏れています

かならず一貫したスタンスを取るべきです

これのミスは、うちの子もやってしまいがちでした

対策として、英作文を書き終わった後のチェック項目に「初めの文と終わりの文で同じことを言っているか」を加えました

2)wouldのつづりを間違えています

wouldはつづりを覚えられないなら使わない約束にしてください

will、can、もしくは普通の現在形で書いた方がいいと思います

3)2個の理由が近すぎます

理由2個目について、例えば就職時に肥満体型では不利という意味かと推測します。しかし、実際の英作文ではそこまでは書かれていないので、健康維持というくくりで1個目の理由と同じとみなされる可能性があります

対策として、思い付かないときは「環境、健康、お金、時間」の4項目から書くと約束し、逆に、この中の1項目のみを使って理由2個を書くのは禁止とする

例:
今回は、理由1個目は「健康」なので、これと重ならない2個目を考えます

「時間」で考える→学生は忙しい。運動の時間を取るのが難しい→授業内で運動出来れば便利

(友達ができる、リフレッシュして授業に集中できる、などを追加してもよい。ただし、「健康」につなげないように注意)

「お金」で考える→学生は貧乏。民間のジムは高い→授業内で運動させるべき

様々なテーマで、「環境、健康、お金、時間」の4項目にこじつける練習と定型文の暗記をおすすめします

ライティング、スピーキング 4つの理由の定型文

It(doing) is good(bad) for the environment.

It(doing) is good(bad) for their health.

It(doing) costs(saves) a lot of money.

It(doing) takes(saves) a lot of time.

※doingは動名詞。 例)studying abroad, eating out

残り1週間 直前期にやること

リーディングとライティングで60から70%を安定して取れているなら、残りの時間はライティング対策に注力でいいと思います

ライティングが一番短期間で上がりやすいです

<参考 うちの直前期ライティング対策>

・これまでに添削、清書済みの英作文の再現作業
(イントロ、コンクルージョンは前回書いたのと同じ内容を書いてある状態で、理由は日本語で書いておいて、それを英語に直させる)
・ライティングで間違えやすい単語の書取り
(同じ単語を繰り返し間違うので、結局本番の日の朝までやってました)

相談者さんから、「英作文は添削済みのものの復習よりも新しいテーマを優先していた。子供は書くのを嫌がるが、定着のために添削済み英作文の清書や再現なども検討したい」とのコメントをいただきました

相談者さんのコメントはLINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」の同じ番号のノートから見ることができます

うちは英検2級対策をしていたのが4年生後半から5年生の時だったので、現在3年生の相談者さんのお子さんよりも『書くこと』の困難さがなかったと思います

英検本番直前は負荷を落として自信をつけさせる目的で、以前に書いた英作文の再現を書かせていました

「イントロ、コンクルージョンは親が書いておいて、理由だけ子供に書かせる」という方法で、実際にお子さんが書く量(=負荷、所要時間)が格段に減ります。ぜひ試してみてください

(イントロとコンクルージョンは、毎回決まった文章に質問文(設問)の言葉を当てはめるだけなので、一度それができるようになれば繰り返し書く必要はないと判断しました)

【C42-2】小3の英検2級合格戦略とライティング対策

こちらの記事の続きです

英検2級合格に向けての作戦

リスニングとライティングで点数を取れるようなら、リーディングはパート1(短文の空所補充)またはパート2、3(長文)のどちらかは、捨ててもいいと思います

(「捨てる」とはいっても、時間が許す限りは正答を探して、時間が無くなったらあらかじめ決めた番号にマークすることはお子さんにお伝えください)

お子さんが小学3年生なのでこのように提案しますが、中高生なら2級レベルの語彙、文法は省かずにやらせたいところです

ライティングのみで点数を取る(14点以上を目指す)計画の場合は、テーマの当たり外れや採点をばらつきも考えると1回目合格は確実でないかもしれません

「何回か受けて、当たれば受かる」を狙うことになります

長男は、英検準2級のライティング対策で個別指導塾に通っていました

(リスニング、リーディングは家で過去問をやって、ライティング対策を完全に塾にお任せしていました)

「(ライティングは書けるようになって来ているけれど、)ライティングは水物なので、リーディングとリスニングもできるだけ上げておいてください

塾の先生には、このように言われていました

英検ライティング予想問題と解答例

参考(外部リンク)

英検ライティング予想問題と解答例が見られるサイトです

ESLブログ【英検2級ライティング予想問題】バイリンガル講師による模範解答付き!

英検®ライティングお助けページ | 2級

おすすめの英検ライティング問題集

うちの長男は、英検2級のライティング対策に英検準2級の問題集「英検準2級 最短合格!ライティング完全制覇(ジャパンタイムズ出版)」を使いました

サポート例文を覚えて、(16満点中)15点をもらうことができたので、ライティング問題集はいつもこちらをおすすめしています

私自身は、同シリーズの問題集で、同じくサポート例文を覚えて、英検1級英作文で(32点満点中)27点をもらうことができました

このほか、オープンチャットメンバーさんより、旺文社およびアスク出版のライティング問題集のレビューをいただきました

メンバーさんのコメントは、LINEオープンチャット「小・中学生の英検をサポートする親」のノートから見ることができます