管理人の次男は小5夏に英検2級に合格後、英検準1級対策開始しました
管理人自身は、16歳の時に英語圏に1年間の留学し、英検準1級はその後に受検して合格しています
このため、日本で勉強して英検準1級レベルに持っていくということは、自分も子供も未経験です
オープンチャットでは、お子さんが家庭学習で英検準1級に合格されたメンバーさんより、英検2級と英検準1級で大きく異なる点や対策について、コメントをいただいています
と、いう前提で、
私は準1級は全体的に2級とよく似ていると思います
対策は、準2級→2級の場合と同じく、英検準1級の単語帳の掲載語を(まずは)1語1訳でしっかり覚えて、過去問演習をすればいいと思います
以下、分野別に書かせていただきます
**リーディングパート1**
主にリーディングパート1の出題語彙が準1級単語帳に掲載のレベルにシフトするので、パート1で25問ありますし、語彙対策はやって損はないと思います
動詞の形を選ばせるなどの文法問題はなくなり、25問全て、意味の合う単語、熟語を選ぶものになります
この点は、文法を学校でまだ習っていない小学生にとっては、2級よりもラクな面だと思います
ただ、うちの次男は7月からずっと準一級単語をやっていますが、11月現在まで、過去問正答率が上がりません
大人には分からない難しさがあるのかもしれません
一部、単語の意味は知っているのに、話の展開が追えておらず、不正解になっていました
短文とはいえ、文脈を追う必要があり、順接や因果なら言い換えや関連の語を、逆説なら反対の意味を選ぶ必要があります
**長文**
準1級長文では下位級からずっとあったeメール問題がなくなります
準1級の長文は短く、設問も最大で4問です
答えが書いてある段落がほぼ決まっています
長文の答えの探し方については、こちらの英語教室のブログに詳しく載っています
ESLClub Blog
英検準1級リーディング・長文対策|このコツさえ押さえれば合格点が取れる!
2級では、リーディングパート3Cで、設問5問、5問目の答えが書いてある段落は決まっていない、という形式だったので、こちらの方が難しかったと思います
**リスニング**
パート1が会話文で2級と同じ感じ。ただし長い。難易度は中程度
パート2がナレーションを聞いて内容一致という点は2級と同じだけど、けっこう長い&1ナレーションにつき設問が2個ずつで難易度は高い
パート3(リアルライフシチュエーション)は2級にはない新しい形式です
好き嫌いが分かれると思います
前提、質問、解答の選択肢のすべてが印刷されているので、先に読んでおけば難しくないと思います
聞きながら、除外される選択肢に×を付けるなどの、メモ取ることが有効だと思います
パート3については、問題数が少ないので、苦手であればいっそ捨ててもいいと思います